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Author:俺
青森県青森市在住。「あなたB型でしょ?」とよく聞かれます。そうですが何か問題でも??

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バターは食品、マーガリンは化学製品?

自分が普段どんなものを食べているか本当に知ってる?
・グミに含まれるゼラチンは沸騰させた動物の骨
・ジェリービーンズの光沢は、交尾をした後の雌のカブトムシの分泌物
・赤い着色料には虫をすり潰して作られたものがある
・赤い食べ物にはアルラレッドACというコールタールから作られる着色料が使われている
・ソーセージの皮は動物の腸
・ハンバーガーやソーセージには、生殖器・まぶた・ひずめ・皮・直腸の周りなどのクズ肉が使われている
・ラズベリーキャンディーの香料には、ビーバーの肛門腺から作られた分泌物が使われている
・多くのマクドナルドで使っているチーズは中国製で、材料に人工的な合成樹脂が使われている
・バブルガムに使われているラノリンは羊の汗腺からの分泌物
・パンやピザの生地に含まれるLシステインは、アヒルや人間の髪から作られている
・ウェンディーズのチリは二酸化ケイ素を含んでいる


そういえば昔、モスバーガーではミミズの肉を使ってるっていう都市伝説があったなぁ。
これもどこまで本当なのかわからないけど、得体の知れない食品って恐いよね。


んで、本題のマーガリンについて。

小さい頃、バターとマーガリンはビスケットとクッキーみたいなもんで、
どちらが広義かはわからないけど、同じ仲間だと思ってた。

その後、バターは動物油、マーガリンは植物油だと認識するようになった。
なんとなくマーガリンのほうがヘルシーという印象だった。

大人になり、どこかで「マーガリンはプラスティックだ」という情報を耳にした。
分子構造が似てるという話だったかな。この時はそれほど気にとめなかった。

そして最近、また同じような情報を目にしたので調べてみた。

プラスチック食品 トランス型脂肪酸の恐怖
身近なマーガリンに潜む危険性

マーガリンは今すぐ捨てなさい!
株式会社パーソナルデザイン 代表取締役 唐澤 理恵 - INSIGHT NOW!

バター or マーガリン ━世界で規制が広がるトランス脂肪酸の恐怖
グリーンフラスコ株式会社 代表・薬剤師 林 真一郎 - MediaSabor メディアサボール

悪魔のオイル 「ショートニング」
ベジタリアンの視点からみた世の中のヘンなところにもの申す! - ここがヘンだよ肉食大国ニッポン!


まとめると、

■バターとは
動物の乳を撹拌し脂肪分を分離させた乳製品

■マーガリンとは
・常温でも溶けないように植物油脂に水素を加えて固めた化学合成品
・酸化防止剤・合成着色料・香料などでバター風味にした化学食品
・化学変化により、自然界にはほぼ存在しないトランス型脂肪酸を生みだす
・トランス型脂肪酸は、一度体内に取り込まれてしまうと代謝が難しく、有害であるとされている
・分子構造はプラスティックに似ていて、食品というよりも化学製品
・お菓子に使われているショートニングもマーガリンと同じ
・マーガリン100gに含まれるトランス脂肪酸は平均7g、ショートニングには13.6g
・ファーストフード店の揚げ油も同じようなものが使われている

★トランス脂肪酸について
WHO(世界保健機関)では、1日に摂取する総カロリーの1%未満にすることを勧めている。
デンマークでは全ての食品について油脂中のトランス脂肪酸の含有量を2%以下に制限。
米国とカナダでは加工食品中の含有量の表示義務。
ニューヨーク市では外食産業のメニュー全てに、一食あたりのトランス型脂肪酸の量を0.5g未満に抑える義務。
日本ではトランス脂肪酸に対する規制はない。

今は、洗剤もパームヤシとか植物油脂のものが多いけど、
マーガリンは化学製品という意味では、バターより洗剤のほうに近い。
石油で作ればプラスティック、植物油で作ればマーガリンという事なのか。

フレッド・ローが行った「マーガリン大実験」
フレッド・ローとは
北カリフォルニアでオーガニック・マーケティングという自然食品業界のためのコンサルティング会社を経営。

フレッド・ローが行ったマーガリンの実験とは
フレッド・ローは自分の店で売っていたのと同じマーガリンの小さな塊を小さな皿にのせ、その皿を店の裏部屋の窓ぎわに置いた。通常、食品であれば蝿や蟻やカビがマーガリンのうえにいっぱいになるはずだ。
しかしながら、2年たってもマーガリンの塊はそのままだった。その間どんな虫も近寄らず、カビも生えなかった。マーガリンは食べ物でなく「食べられる形をしたプラスチックなのだと結論をだした。また、マーガリンの分子を顕微鏡で見るとプラスチックの分子にそっくりだ。


よく、無農薬栽培の話題とかで「虫がつくのは安全な証拠」とか聞くけど、
外に放置しても「腐らない」「カビも生えない」「虫も寄りつかない」
2年経っても自然に分解されず原形をとどめるマーガリンって・・・。

最近は、マーガリンを見るとプラスティックを想像して、気持ち悪くなってしまう。
でもトーストは好きだから、マーガリン以外でいろいろ工夫してる。
食パンに「ごはんですよ!」系の海苔を薄く塗って、
その上から溶き卵をこぼれない程度に塗ってから焼くのがオススメ。


2016/7/7最新情報の追記:30年間に及ぶ研究結果

飽和脂肪酸は体に悪い、30年間の調査で裏付け 米研究
【AFP=時事】バター、ラード、赤身肉などに含まれる飽和脂肪酸が、早死リスクを上昇させることを確認したとする、30年間に及ぶ研究結果が5日、発表された。その一方で、飽和脂肪酸をオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸に切り替えることで、健康上の大きな恩恵が得られる可能性があるという。

 12万人以上を対象とした今回の調査結果をまとめた研究論文は、米医学誌「JAMAインターナル・メディシン(JAMA Internal Medicine)」に発表された。

 論文の主執筆者で、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(Harvard University T.H. Chan School of Public Health)の博士号取得候補者のワン・ドン(Dong Wang)氏は、「生物医学界や一般社会ではここ数年、食事に含まれる特定種の脂肪が健康に及ぼす影響をめぐり混乱が広がっている」としながら、「今回の研究は、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸に取って代わる場合に、不飽和脂肪酸がもたらす重要なメリットを実証している」と話す。

 今回の研究における重要な発見の一つは、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸をより多く摂取している人ほど、同量のカロリーを炭水化物から摂取している人に比べて、死亡率が高くなることだ。

 また、バター、ラード、赤身肉に含まれる飽和脂肪酸を、オリーブオイルや菜種油、大豆油などの植物性食品の不飽和脂肪酸に置き換えることは「健康上の大きな恩恵」となり、「食事に関する勧告の中心的メッセージとして掲げ続けるべき」効果をもたらす可能性があることも分かった。

 研究結果は、医療従事者を対象に2~4年ごとに最長で32年間にわたり実施した、食事、生活スタイル、健康などに関するアンケート調査に基づくものだ。

 健康に及ぼす影響に関しては、半硬化油製品であるマーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸が最も深刻だった。

 今回の研究では、トランス脂肪酸の摂取量が2%増加することに、早死リスクが16%高まることと関連していることが明らかになった。飽和脂肪酸については、摂取量が5%増加することに、死亡リスクが8%高まるという関連性がみられた。

 一方で、不飽和脂肪酸の大量摂取については「同量のカロリーを炭水化物から摂取するのに比べて、全体の死亡率を11~19%の範囲で低下させることに関連していた」としている。

 ここでの不飽和脂肪酸には、魚油や大豆油、菜種油などに含まれるオメガ3やオメガ6などの多価不飽和脂肪酸も含まれている。

「飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸、特に多価不飽和脂肪酸に切り替えた人は、飽和脂肪酸の大量摂取を続けた人と比較して、調査期間全体での死亡リスクが有意に低かった上、循環器疾患、がん、神経変性疾患、呼吸器系疾患などによる死亡リスクも低かった」と論文は指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

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